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Humans of Ome

青梅の素敵なひとたち

遠田 草子

陶芸家

遠田 草子

大阪出身。
愛知県立芸術大学美術学部デザイン工芸科陶磁専攻卒業
2004年第45回日本クラフト展優秀賞受賞
2009年にそれまで愛知県にかまえていた陶磁器工房を青梅市に移転
2015年に青梅市に、”小さくても元気に花を毎年咲かせるスミレのように” と、「スミレ窯」を設立。窯の名前のようにかわいらしく、あたたかいぬくもりを感じる作品を、個展やグループ展などで発表しています。

2021年3月に開催した「最高の骨董とクラフトが集う3日間」に出店していただいた作家さんの一人でもあります。
常に柔らかなオーラで自然とまわりに人が集まってくる明るさが、作品にも詰め込まれているような優しさが感じられます。
お皿や湯のみ、お茶碗など使う人に寄り添う温かみのある作品があるかと思うと、これはなにに使うのでしょう・・・??というようなオブジェがあったり。と、その辺りが優しさだけではない彼女の魅力なんだなぁと勝手ながら思ったりするのです。

「ツキイチ」という予約制の陶芸体験教室も開催しており
完全予約の1グループ貸切制となっており2名〜4名様の少人数での教室となっております。ご興味ある方は「スミレ窯」のWEBサイトをご覧ください。
https://www.sumiregama.com

青梅というまちは、アーティストやクリエイターが多く住むまちでもあります。
古くは、戦時中このまちに疎開し、戦争が終わってからもそのまま青梅に居着いて制作をしたという、川合玉堂や吉川英治など、自然に囲まれた住環境のよさが制作活動にも良い影響をもたらすからかもしれません。
かれこれ10年〜15年くらい前までは、長淵に明星大学のキャンパスがあり、明星大学に通う学生がまちなかでギャラリーを開いたりと、アート活動の浸透している部分もありました。

明星大学青梅キャンパスは2015年に残念ながら廃校になってしまいましたが、今でもその跡地では映画やテレビの撮影が行われているそうです。

このまちにいる素敵な作家さんとみなさんを繋げたいという思いで、以前、百年市というクラフトイベントをしていたEMDesginsのグラフィックデザイナー・齋藤貴志さんにご協力いただき、コロナ渦で「一度立ち止まって、吟味するということ」をコンセプトに繭蔵で開催した「最高の骨董とクラフトが集う3日間」にお声がけし快く出店を承諾してくださいました。

コロナ禍の屋内の開催とあって、お客さんが来てくれるかと心配していましたが、ふたをあけるとそれぞれの作家さんの作品を求めてたくさんの人が集まってくれました。

草子さんのブースにも絶えず人が集まり、彼女の作品が日々の生活を彩っているんだなぁと改めて感じさせられる一コマを見ることができました。

どこかで草子さんご本人や草子さんの作品に触れる機会がありましたら是非その優しさにつつまれてください。

そんなふうに人を惹きつける優しい笑顔がわたしたちにできるかなぁ。
できないだろうなぁ。。。

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