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Humans of Ome

青梅の素敵なひとたち

Maico

シンガーソングライター

Maico

沖縄県出身、青梅在住のシンガーソングライター。
聴く人の心の奥に届く深みのある声『天性の癒しボイス』で、注目の実力派シンガー。 2017年にセカンドミニアルバム【Beautiful World】をリリース。
2018年オリオンビールいちばん桜のCMタイアップソング、2019年にはdocomo沖縄のCMにて自身の楽曲が起用される等、活動の幅を広げているMaicoさん。

そんなMaicoさんとわたしたちは、御岳の頼れるアニキこと、A-STROKE代表のだいごさんに紹介されてお会いしました。
2020年12月に、食パンと乾電池の主催として、御岳のA-flowでCinema MADE IN OMEを開催するときに、だいごさんに “御岳の歌姫” には絶対にこのイベントに出てほしいと思っている!と、紹介されたのがMaicoさんでした。
だいごさんにご紹介されてから、事前にMaicoさんの歌などをYouTubeで拝聴してはいたのですが、イベント当日にわたしたちはMaicoさんの凄さを目の当たりにします。

イベント当日、極寒だったA-flowの会場。
多摩川のせせらぎが聞こえる中、お客様は焚き火に身を寄せるようにしていました。
キンと張り詰めた冷たい空気の中を、まずはオープニングでふわっと包み込むようなMaicoさんの歌声が響きます。
Maicoさんの歌声が聞こえた途端、なんだかさっきよりも明るくなったかのような気さえして。お客様の顔もパッと明るくゆるんでいきました。
Maicoさんの歌声が包む会場は、心までポッとあったかくなったような気がしました。

決して強引に引っ張り込むような強い歌声ではない中にも、あっという間にひきこまれてしまう雰囲気に、”御岳の歌姫” とは、「こういうことかぁ〜!」とおもったことを思い出します。

イベントの最後には「せっかくなのでセッションがしたい!」とサトウリュースケさんと初対面でのライブセッションを聞かせてくれました。
音楽家とはこんなにも一瞬で共鳴できるものなの?というくらいいつも一緒にセッションしているかのような笑顔で盛り上げてくれました。
外は極寒。なのにこの写真、とても暖かな雰囲気にみえるのは彼女のパワーだと思います。

自然のなかで響く歌声がこんなにも似合う人は、なかなかいないと思えるような伸びやかな声は、御岳渓谷の美しい自然の情景に反射して、わたしたちの心のなかにまっすぐにはいってきて、ほんわりとあたたかく染みわたっていきます。
それは、わたしたちの体に必要不可欠な自然を包みこんだ音なんだと気づかされる体験でした。

ここ青梅にもMaicoさんのような素敵な音楽家がたくさんいます。これからHumans of Omeではわたしたちがイベントや、ひょんな縁を通してお会いした音楽家の方たちも紹介していきたいと思っています。

いまは音楽はストリーミングやデジタルで聞くのがあたりまえになった時代。
そんな中で、Maicoさんはライブで聞いてほしいアーティストのひとり。
大切なだれかと一緒に幸せな時を共有したり、はたまたひとりでその素晴らしい歌を独り占めしたり、御岳の歌姫の声がたくさんのひとに届いてほしいなぁとおもいます。

Humans of Ome